![]() 国立新美術館の「草間弥生わが永遠の魂展」の続きです。 上の写真はパチンコ玉(?!)ではありません。 直径15㎝ぐらいの球です。 いつだったか横浜トリエンナーレに出品されていたのを覚えています。 確か池に浮かべてあったかと。 水に浮かんでいると、水面と空と自分が球のひとつひとつに映っておもしろいのですが。 これはご存じ、良く取り上げられるモチーフ、かぼちゃです。 草間さんのご実家は種を扱う種屋さんで、小さいころからかぼちゃの種は身近にあって、おなじみのものだったそうです。 しかしこれだけ大きくなるとただのかぼちゃではありません。 中をのぞけるバルーンのようです。(金属製ですが) 今回初めて知ったのは、このかぼちゃには窓のような穴が開いていて、ふたつの穴を通して向こう側が見えるってことです。 ![]() こちらにもかぼちゃがあります。 網目もようのバックに、シルバーや極彩色のかぼちゃかぼちゃかぼちゃ・・・・。 よっぽどお気に入りのモチーフなんですね。 ![]() そして次は観客参加型のアート。 小さな白い部屋の入口で、カラフルな丸のシールを渡されます。 それを持って入ったら、かならずシールを使い切るまで貼り続けなければいけません。 記念に持って帰ろうとすると、「あ、全部貼ってから部屋をでてください!」と注意されました。 という訳で、もとは白かった部屋は今や点々の渦となっています。 イスや机など、家具もあるのですが、いまや壁・天井とも見境がなくなるほどの点々また点々です。 でも、これらをじっと見続けていると快感を感じるのはなぜでしょう? うわぁー!!!!!と押し寄せる点々に自分もなじんでいくような、妙な気持ちよさです。 ![]() 興味のある人は急げ! 展覧会はもうすぐ終わりです。 SS |