
札幌ぶらぶらの続きです。
札幌駅の北側すぐに北海道大学正門があります。
普通の(都会の)感覚だと、あまりの近さにびっくりでしょう。
また、その北大のすぐ南側に「清華亭」という明治時代の建物があります。
(ここも駅のすぐ近くです。)
初めて行ってみたのですが、どういうわけか周りも緑が残っている一角になっていました。
札幌駅のすぐ近くに、上の写真のようなところがあるなんて不思議ですよね。
ここは開拓使の貴賓接待所だったそうで、明治天皇も来たことがあるそうです。
なにがどう、という建物ではありませんが、駅からすぐなので寄ってみるとよいかもしれません。

ところで、ここまでくれば、北大にも行ってみましょう。
気候の良い季節にぶらぶらするには最適です。
巷では、そこの学生しか入れない、一般の人は入ってもしょうがない、等々の大学が多いですが、ここは街に開かれた、というかとけこんだ広い公園のようです。
学生もいれば観光客もいて、近所の人も散歩している、という感じです。
学校関係者も、色々な人がいることを気にしている風でもありませんでした。
(筑波大学も広いですが、こういう雰囲気とは違いました。)
大抵の観光客は、南にあるちっちゃなクラーク像をみて、メインストリートを北に進んで枯れかけたポプラ並木を見て終わり、ということだと思いますが、それではもったいない。
まずは、正門近くのインフォメーションセンターに休憩がてら行くと良いでしょう。
校内の地図もくれると思います。
キャンパスは南北に地下鉄3駅分近くありますが、メインストリートを全て歩きましょう。
また、そこから東西に枝道が出ているので探検してみましょう。
みんなの知っているポプラ並木より立派なポプラ並木、楽しげな散歩道、イチョウ並木なども見つかるはずです。
古い理学部校舎を改修した博物館も良い感じです。
疲れたら気兼ねなくローン(芝生)で休みましょう。
喫茶店にも入れますし、飲み物やアイスなども買えます。
南から北に向かって、校舎がだんだんモダンで味気なくなる、と言われているそうですが、北18条辺りに北大を東西に貫通していた道が地下道になり、その上がとても良い感じの遊歩道になっていました。
是非歩いてみましょう。
KS