
前回の続きでPIANO PHASEというコンサートについて
小松陽子と岩切大樹という方々のコンサートでした。
タイトル通り、スティーブ・ライヒなどの作品と自作を合わせて11曲ありました。
反復をテーマとしているようでしたが、体罰系のミニマル・ミュージックに、(聴衆に考慮したのか)キャッチーで抒情的な自作曲を挟んでいました。
私としては、徹底してミニマルでやってほしかったのですが・・・。
ステージでも言ってましたが、それをやると心配ですよね。(休憩時間にみんな帰ってしまうんじゃないか、なんて言ってました。)
前回少し書きましたが、人間はルーチン・ワークは嫌いですが、音の反復はある程度好きなようです。
フィリップ・グラスのゆったりとした反復や、ヘイ・ジュードの後半の長い反復などなど。
でも、今回は確かに苛々する反復であったかもしれません。
ところで、今回のコンサート、めぐろパーシモンホールの小ホールでありました。
めぐろパーシモンホールは、家から2分のところにあり、図書館なんかもあるのでよくいくのですが、コンサートにはめったに行きませんでした。
興味のある企画があまりないのと、(どこでもそうですが)コンサートの値段が高いからです。
けれど、ビッグネームじゃない人、若手の人のコンサートのポスターをよく見ると、安いし、案外工夫された内容のものもあることを知りました。
私たちもインディー・アーキテクトなので、これからはジャンルを問わずそのようなインディーな人達のコンサートにも行ってみようと思いました。
また、小ホールの方が演者が身近でとても良いのです。
(今までこの小ホールには、子供のピアノ発表会と展示即売会てしか行ったことがありませんでした。)
何しろコンサートに2分で行けるので、休憩時間に家に戻れたりするのもイイですね。
KS