
ヘレン・カルディコット著「終わりなき危機」を読みました。
目次を見るとこんなです。
もっとも安全なエネルギー政策は原発をなくすこと(菅直人)
汚染された世界に生きる(小出裕章)
驚くに値しないさらなる驚き(デイヴィッド・ロックバウム)
国会事故調査委員会の調査結果(崎山比早子)
放射性セシウムに汚染された日本(スティーヴン・スター)
世界は福島の事故から何を学んだか?(松村昭雄)
・・・まだまだ続きます。
要は福島の原発事故もチェルノブイリの原発事故も、終息しておらず、ずっとその影響は続いているということです。
東京都民は、意識していようといまいと、放射能に汚染された空気を吸い、水を飲んでいるそうで、やっぱりなぁ・・と思いました。
政府も、事故後余りに多くの国民を東日本から避難させるわけにもいかず、許容年間被ばく量を引き上げて、お茶を濁しているとのこと。
福島の事故は、アメリカのGEの機械に致命的な欠陥があり、40年も前から予測されていたとのこと。
つまり起こるべくして起こったということ。
それなのに、どうしてだれも声高にそれを言わないのだろう。
SS