![]() 私たちが考えた変なもの「OVI」を紹介するシリーズです。 (過去のOVIの記事はココをクリック) 久しぶりなのであらためて説明しますと・・・ 私達の設計事務所ガイア・アソシエイツでは、建築作品と平行して、より自由な発想で作品(?)を創っています。 これらをまとめて「OVI」と呼んでいます。 ・・・ということです。 今回は割とちゃんとしたものです。 学生の頃、レコードのジャケットをデザインしてみたいものだと思ったことがありました。 架空のジャケットを、雑誌の写真のコラージュで作ってみたりしたこともありました。 それが今頃になってCDジャケットのデザインとして実現しました。 自主制作盤ですが、そんなことは問題ありません。 好きなように自由にできるのが一番ですから。 (演奏している連中もそうでしょう。) たねあかしをすれば、息子が入っているバンドBAARISHのファースト・アルバム(CD)なのです。 私がアートワーク、弟(RAMBLAS DESIGN)がデザインを担当、というわけで、ジャケットに関してはファミリー・ビジネスです。 というか、ファミリー・ボランティア・・・。 私の世代ではダウンロードよりもパッケージ・メディアに親しみを持ちます。 特にアルバム重視であれば、手にとれるパッケージ・メディアにしたいですよね。 このジャケットのイラストの元は、私が昔も昔に友達と作ったオブジェです。 「りす麻呂」というタイトルで、高さは1mぐらいあり、展覧会で入選したりしました。 オブジェ自体は邪魔なので捨てて、その写真を今度は建築のアイデアにしてみました。 そちらの方は、ゴルバチョフをイメージした塔で「TOWER OF POWER」といいます。 今回、そのドローイング(というか写真を何度もコピーして荒らしたもの)を息子が気に入ったというので、ジャケット用に再構成しました。 これで3回目の誕生となります。 色使いは(私達の大好きな)ロシア構成主義へのオマージュ。 次のイラストは、今回のジャケットの為のスタディーです。 これが上のジャケットになった訳ですが、そのあたりはデザイナーの弟の役割です。 ![]() この写真というかイラスト、実際は何でしょう? 上に乗っている二つの球体はヒツジのケツです。 去年は未年だったんで、偶然ですが丁度良かったんですが、干支の未(ヒツジ)の置物です。 多分オリジナルのオブジェを作ったのは25年前だと思います。 それのケツに肌色を塗っていたら(人間の)乳房そっくりになったんで、もうひとつ手に入れて二つ並べました。 四角いプレートの芝生の上でくつろぐオッパイヒツジという風景です。 プレートの下は地下の有象無象がせり上がってきたイメージです。 意味不明なんで、説明はこのへんで・・・。 ところでバンドのBAARISH。 肝心な音の方はココをクリック。 今はあまりない、少しカントリーテイストのサイケデリック・ロックって感じですね。 誰が何を演奏しているかよくわかるような明快な音像は私の好みです。 ![]() CDは500円だそうです。 欲しい方はご連絡ください。 KS |
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