ガイア・アソシエイツで設計したコシ産婦人科医院の続きです。
今回は諸室です。 ここは処置室。 ![]() 処置室とは、簡易な手術等を行う部屋です。 天井が、空模様だって? そうです。 この部屋では、患者さんは手術台に寝転んで、天井を見上げるのです。 そのとき、気持ちをリラックスさせて、ゆったりした気分になれるようにと、考えたものです。 以前の処置室は、壁は白タイル、天井は岩綿吸音板という仕様でした。 そこに入ると、患者さんの血圧が跳ね上がるほど、緊張と不安を増幅させる部屋でした。 ここは骨密度測定室。 ![]() みなさん、骨の密度って測ったことがありますか? 簡易な機械では、指や腕の骨で骨密度を図りますが、圧迫骨折を起こす背骨の骨密度は、これらの骨とは違うのです。 いくら腕の骨が充実していても、腰の骨はスカスカの人もいるそうです。 一度測ってみてはいかが? その後、マンモグラフィーも増設されています。 ここは、これまで何度か、ちらっと出てきていた面談室。 ![]() 明るく落ち着ける部屋ですが、廊下の一部がふくらんでできているため、利用しやすい気安さがあります。 続く。 SS |