私達の設計事務所、ガイア・アソシエイツの改修の続きです。
今回は出来上がりを見ていただきます。 床と収納の一部を変えただけなので、一見どうっということもないのですが、実際に部屋に入ると床の質感、色が変わったので、かなり印象は異なります。 ![]() 配線は整理されて無くなったか、と言われれば、無くなっていません。 勿論、床下に通したものが多いので整理されましたが、機器同士の配線は残るものが多いし、機器から床下への配線も案外目立ちます。 ということで、効果はマアマアですね。 でも、前回説明したように、今回選定したシステムは床パネルが外しやすいので、早速に役立っています。 配線の変更や調整は案外多いのです。 ![]() それ以外に思わぬメリットがありました。 冬を体験してみると、部屋が暖かくなったのです。 ガイア・アソシエイツのアトリエは1階なので夏は涼しくて良いのですが、冬は寒いのです。 床が少し上がってコンクリートの床との間に空気層ができたこと、材質がタイルカーペットに変わったことが暖かくなった理由だと思います。 これほど効果があるとは思いませんでした。 また、今回の改修前に、エアコンは夏専用にすることにして、ガスFF暖房を入れたことも大きかったと思います。 (FF暖房は、排気ガスを直接外に出す、私が子供の頃からある暖房器です。) やはり電気のエアコン暖房は真冬には非力です。 一時期東京の冬は暖かくなっていましたが、このところまた寒くなっています。 ![]() 話は変わりますが、設計事務所のアトリエでは、設計作業や模型・完成予想図製作などから、建築主やメーカーや施工会社との打ち合わせなども行います。 ところが、ながく設計事務所をやっていると思わぬ来客もあります。 建築関係のメーカーが突然営業に来るのはしょっちゅうなのですが・・・ ワイン業者が試飲会をやりに来たこともあります。 (坊さんみたいな名前の)オーディオメーカーが試聴会をやりに来たこともあります。 (大きな音で聴くと何でも良い音に聞こえることが分かりました。) 不動産業者が突然、賃貸にしている部屋は無いかと聞きに来たこともあります。 刑事が突然、聞き込みに来て、これまた突然雨が降ってきたので暫く雨宿りしていたこともあります。 (刑事ドラマと同じで二人組でした。) 東日本大震災の時は、玄関先に知らない女の人が避難していました。 色々なことがありますね。 続く。 KS |
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