![]() 六本木のシネマート六本木という映画館で「グッド・ライ」という映画の試写会を観てきました。 (映画はDVDを観ることが多いので珍しくリアルタイムの作品の感想です。) 映画館自体は超場末感が漂う素晴らしいところでした。 「まあまあ六本木は知っている」と思っていましたが、いまだにこんな所があったなんて。 映画は、南スーダンの内戦で孤児になった兄弟たちが、難民キャンプめざして1000キロ以上の過酷な旅をします。 旅の途中で、幾人か兄弟や友達を失いますが、4人はなんとか難民キャンプへたどり着きます。 そこで大人になった兄弟たちは、抽選に当たってアメリカへ行くことになります。 アメリカ! この人たちにとって、なんという豊かな国でしょう。 スーパーで働くことになった彼らは、ドッグフードを見て驚き、(「犬のためのご飯を売っている!!」)賞味期限切れの食べ物を大量に捨てることに憤るのです。 いろいろ可笑しいエピソードはありますが、でも「グッド・ライ」、いいウソの中身を知ると、うるうるになりますよ。 難民になっても、この人たちはすこぶる立派で人間味にあふれています。 一見の価値のある映画です。 SS |
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