私達の設計事務所、ガイア・アソシエイツの改修の続きです。
アトリエでは床工事が始まりました。 フリーアクセスフロアになるので、8cm程度床が上がります。 フリーアクセスフロアと言っても色々あり、納得して選ばないと後で大変なことが分かりました。 今回選んだものは、ショールームで現物を踏み比べ、調べあげたものなので、私達のニーズにはベストな商品です。 (実は自分達の為に設計でこんなに研究したのは初めてです。) 選択のポイントは幾つかあります。 ・後の配線の変更が簡単なこと。 (床パネルがビス止めだったり、パネルが大きく重かったりすると、素人では扱いが大変です。) ・床の高さが余り上がらないこと (床が上がると相対的に天井高が低くなってしまいます。) ・歩いて音や軋みなどが無いこと (各メーカーで色々なので、踏み比べた方が良いです。) 次の写真は床の工事をしているところです。 床だけなら1日で完了しました。 広いオフィスでも人手をかければそのぐらいで終わるのかもしれません。 ![]() 次の写真は床下の詳細です。 グレーのマットの下が既存の床仕上です。 その上に支持脚を置いてパネルをかぶせます。 ![]() 次の写真はアップです。 パネルはスチール製でかなりしっかりとできていますが、16cm角ぐらいなので、扱いが楽です。 ビスなどで固定されていないので、ワンタッチで取り外しできます。 配線はパネル数枚を剥がすだけでは変更できない場合が多いので、パネルの脱着の楽さは重要です。 新しい床と元の床との隙間はこの製品の場合7cmと決まっていますが、床下に事務所にある大きな差込プラグが納まる寸法なので選定しました。 床の高さをある程度自由に調整できるタイプもありますが、うちの場合はその必要はありませんでした。 ![]() パネルの上に仕上材のカーペットタイルを敷きます。 カーペットタイルの裏にはズレ防止の弱い接着剤のようなものがついていますが、それ以外は基本的には元の床の上に置いてあるだけです。 従って、変更や撤去なども簡単なわけです。 写真はカーペットタイルとパネルを剥がして床下に配線を入れようとしているところです。 ![]() オプションでフロアコンセントや配線の出入口なども付けられ、便利にできています。 特に、フロアコンセントは最初に位置を決めていても、家具レイアウトによってうまくいかないことが多いので、これだと良いですね。 続く。 KS |
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