長らくご無沙汰になっていましたが、江戸東京たてもの園の続きです。
今回は、再び洋館です。 「田園調布の家」(大川邸)です。 大正14年に、鉄道省の土木技師だった大川栄氏が田園調布に建てた家です。 うすいクリーム色の外壁に、白いサッシがきれいです。 ![]() 居間です。 窓のコーナー部分に造り付けでソファを配置し、庭とパーゴラが眺められるようにしつらえてあります。 白いカバー、ピアノ、花の絵など、いわゆる昔なつかしい「応接間」の雰囲気です。 ![]() 寝室と先ほどの居間に隣接するパーゴラです。 バラが咲いており、この洋館にふさわしいくつろいだ雰囲気です。 車椅子対応のため、スロープが付けられています。 こんなことができるのも、このパーゴラが中の部屋とほとんど同じ高さに作られているためです。 ![]() こちらは、万世橋交番です。 神田万世橋のたもとにあったレンガ造りの交番です。 いい味出てますね。 ![]() 中は質素です。 休憩ができるように、2畳分の宿直室と簡単な流し、それにガスコンロです。 ![]() これはなんでしょうね? 灯台の上の部分? 公衆便所? いえいえ、上野消防署の望楼の上部です。 つまり、上だけちょんぎって持ってきたのです。 でもかわいくていい感じですね。 中にも入ってみたかった! ![]() 続く。 SS |