暫く飛びましたが、江戸東京たてもの園の続きです。
前回は和洋折衷の住宅でしたが、今回は正真正銘純日本家屋です。 まず、「綱島家」。 農家であります。 世田谷区岡本にあった江戸時代中期の茅葺民家だそうです。 ![]() 土間には、かまどが並んでおり、大人数の食事が作られたようです。 ![]() 屋根を支える梁の太いこと! 囲炉裏のすすにいぶされて、黒光りしています。 ![]() こちらは八王子千人同心組頭の家です。 八王子千人同心とは、八王子周辺に居住していた郷士集団のことです。 その組頭ともなると、こんなふうな立派な家になるのでしょうか。 ![]() 家の中は、奥には座敷もありますが、広い板の間が広がっています。 この板の間(居間)には、式台付きの玄関がくっついており、一般的な民家より、格式高い家だったそうです。 ![]() それにしても、このみごとな茅葺き! 思わずその断面にみとれてしまいました。 ![]() まだまだ続く。 SS |