今回からガイア・アソシエイツで設計したNS邸という住宅の改修を紹介します。
NS邸は3階+搭屋の一戸建て鉄筋コンクリート住宅です。 まずは2階LDKのパース(完成予想図)から。 普通は目線ぐらいの高さで水平に描くことが多いのですが、今回は真上から見たところです。 LDK全体で約14畳、パースの左下がキッチンです。 階段室は描画されていませんがパースの左上です。 ![]() 改修するからには必ず何か問題があります。 今回の場合、まだ新しいシンプルなプランの住宅なのですが、ほとんど収納というものがありませんでした。 特に2階のLDKは、キッチンの使いにくさも相まってフロア全体を見直すことになりました。 (ちなみに収納の無い平面図というものはすっきりとして格好良く見えるので、気をつけましょう。) 次に階段です。 LDKと階段との間仕切が無く、空調効率が悪いでした。 また、階段が透け透けのデザインなので、小さな子供がいるのに危なっかしい、という問題がありました。 これらの問題を解決するため、LDKと階段室を改修することにしました。 パースで簡単にいうと、LDKと階段室との間に間仕切を設け、LDKに収納やカウンターを設け、キッチンの向きを変えて背面にもシステム収納を設けました。 さてどのようになったでしょうか? 次回から写真で解説していきます。 KS |