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英国水彩画
英国水彩画
巨匠たちの英国水彩画展」という展覧会に行ってきました。
渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムです。

お目当ては、そうです、もちろんターナー!
ターナーはイギリスの水彩画の巨匠です。
そういえば、水彩絵の具のメーカーで「ターナー」というのがありましたよね。
やはり、水彩画といえば、この人なのでしょう。
ずーっと前から行ってみたかったのです。
やっとその機会が巡ってきて、人をかき分けてその絵の前に立ってみると・・・

絵の中に独特の空気感があって、すーっとその中に入っていけます。
けむるような向こう岸の山々、透明感をたたえた湖の表現。
ターナーの絵の中には、水の匂いがあります。
だから、じーっと見ていると、乾いた心も潤ってくるような不思議な気持ちになれるのです。

重たいのをがまんして、カタログを一冊買い求めました。
家に帰って、夜ひとりでこれを眺める幸せ。
さまざまな青が溶け合って、ふわーっと包みこまれるような広がりを感じます。

しばし、絵の中で憩う私でした。

SS


ターナーは私からは距離のある作家です。
何の引っ掛かりもない、というか・・・。
残念ながら私にとっては退屈ターナーです。
展覧会には、それ以外にも同傾向の作家の作品がたくさん並んでいます。
興味のある方は12/9まで。

KS

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[2012/11/16 06:43] | アート 1 | page top
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