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TN邸 1
今回からガイア・アソシエイツで設計したTN邸という住宅の改修を紹介します。
といっても以前に一度、模型だけをちょこっと紹介しているので、1.5回目ということで。
(過去のTN邸の記事はココをクリック)

改修内容は、ほぼ一室だけです。
ただし、その一室が普通ではありません。
ご期待ください。

まずは改修前の家について説明することにします。
TN邸は傾斜地に建つ鉄筋コンクリート造の大きな住宅です。
建築主は、そのロケーション・空間性・デザインにひかれて購入されたのではないでしょうか。

この住宅の大きな特徴に、カマボコのような形の大きな空間(部屋)があります。
私たちも初めてお邪魔したとき、なかなか良い空間だと感じました。
お子さん達が多目的に使っているとのことでした。
ただし、寝る場所は別の部屋だ、ということで、アレっと思いました。
TN B1
20畳弱の広さに、天井高は3.6mあり、西側は全面窓で緑溢れる景色が広がっています。
申し分ない借景です。
柵のところは玄関ホール上の吹抜です。
このように魅力的な空間ですが、西日が大変そうだな、とも思いました。
また、窓の開く部分が少なく、それも生活していく上でどうだろうか、と感じました。
TN B2
下階には玄関ホール・LDKがあり、下の写真の階段でつながっています。
コンクリート打放しと金属を主体としたシャープなデザインの家ですが、お子さん達がまだ小さいのであちこちに木製の柵がしてありました。
TN B3
さて、改修を希望されたのはこの大空間です。
広く、高く、明るくとても気分の良い空間なのですが、その3つの特徴によってかえって使いにくいそうなのです。
夏は西日で暑く、冬は高い天井と吹抜と全面ガラス窓によって寒いとのことでした。
窓も半円形で大きく、カーテンでうまく全面を覆うことが難しいようでした。

この家の大きな魅力である大空間のスペースを活かして生活したい、というのがご希望でした。
何に使うかも一緒に考えていきました。

続く。

KS

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[2012/10/12 10:20] | TN邸(RC+S造戸建住宅) | page top
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