![]() ![]() ガイア・アソシエイツで設計したMS邸新築工事の続きです。 前回に続き1階ですが、天井です。 写真は2階の床下が見えている状態です。 この下に天井を貼ることになります。 下の写真は2階床下に断熱材を設置したところです。 2階で床暖房を入れた部分の床下には、暖房効率をあげるために、このように断熱材を入れます。 つまり、床暖房の暖気が下に逃げないようにするのです。 ところで、天井は何のために貼るのでしょう? 最近では、上の写真のような骨組が見えた状態(直天井)で工事完了、というケースもあります。 特に、写真のように綺麗な井桁になっていれば、何となくこのまま残したくなりますよね。 私達の設計事務所(ガイア・アソシエイツ)のアトリエも鉄筋コンクリートですが直天井にしています。 デザイン性を高めるだけではなく、天井高を高くする、天井を貼る予算を削る、など色々理由があると思います。 けれども、逆に天井を貼るメリットもあります。 天井裏の配管・配線を隠す、上階の振動や音を緩和する、最上階であれば屋根や屋上からの熱の緩衝帯となる、などの機能があるのです。 直天井にする場合は、トータルに建築計画を検証して、検討することをお勧めします。 今回は、1階は書斎なので、静かな環境を保つために天井を設けることにしました。 (勿論、2階床下の断熱材を隠すためにも) KS |
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