ガイア・アソシエイツで設計したMS邸新築工事の続きです。
木造在来工法(軸組工法)で良いことのひとつは、上棟後さっさと屋根を作ることです。 何故良いか、と言うと日本は雨が多いからです。 下から順番に作っていくよりも、まず屋根をかけて雨に濡れにくくする、ということは長年の知恵だと思います。 ![]() ![]() ![]() 写真は屋根工事の過程です。 上の写真は、上棟して暫くした時点のもので、下地材である構造用合板を貼って、屋根の水平方向の強度を増しています。 この段階でも工事中の雨は十分防げます。 中の写真は、その上に防水シートを貼ったところです。 ここから下には雨水が入らないように入念に工事します。 下の写真は、屋根の仕上材を葺いているところです。 屋根は仕上材だけで雨を防いでいたのでは無いのですね。 屋根の仕上材は色々ありますが、今回は金属を葺いています。(下の写真参照) ガルバリウム鋼板という、耐候性の良い材料で、素地(シルバー色)のものだと、熱もある程度反射します。 屋根材は、瓦、スレート、金属など色々あって選択に困るかもしれません。 耐震性を考えるなら、建物の頭を重くしないことです。 その観点からであれば、金属、スレートなどが良いでしょう。 余談ですが、天井裏収納も同じ理由であまりお勧めできません。 また、瓦などは、地震や台風などで落ちてきやすいこともあるので緊結には注意しましょう。 ところで、設計段階で金属屋根を提案すると、雨音がうるさいのでは、と聞かれることがあります。 そういったイメージがあるかもしれませんが、天井裏をしっかりととって断熱材を入れ、適正な屋根の勾配(傾斜)をとれば、問題は無いと思います。 KS |
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