fc2ブログ
ALICE IN ?
ALICE IN WONDERLAND
「『アリス・イン・ワンダーランド』は映画館で3Dで観ようと思っていたのに見損なったわね。」

「ティム・バートン監督だし、いつも出てくるジョニー・ディップはいいとして、内容に期待していたんだけれど。
レンタル料の高いブルーレイを借りてきていたね。」

「うちにある3Dメガネで観てみたけれど飛び出さなかった。」

「当たり前じゃん。」

「一般的な評価は別として私は面白かったな。
昔からアリスの話が大好なの。
今回は後日談的な話だけれどワンダーランドのイメージは上手く描けていたわ。
ワンダフル・サイケデリア。」

「だからアニメの『不思議の国のアリス』のビデオを大事にとってあるんだな。
ビデオデッキも壊れて無いのに。」

「そういう事。
あのアニメは特に荒唐無稽で大好きよ。」

「アニメの方はイライラするぐらいナンセンスだったからね。
今回の映画がイマイチなのは、その荒唐無稽さが足りないからなのかもしれない。
アリスは怪物のジャバーウォッキーを退治する、という当面の目的が示されるし、自分探しの旅みたいなことをしてるし。
ちゃんとした筋がありすぎる。」

「そういう面では原作に負けない無茶苦茶な話でも良かったわね。
アリスやワンダーランドの人達がが何かに向ってちゃんと行動しちゃだめよ。」

「そういえば昔『ジャバーウォッキー』っていうテリー・ギリアム(モンティ・パイソン一派)監督の映画があったよ。
あまり面白くなかったように覚えているけれど、こっちの方がナンセンス度は高かったかな。」

「なんにせよ、面白かったからいいの。
残念なのはアリスの役者がもっと可愛ければ良かったのにな。」

「話は違うけれど、今回の映画を観ていてCGについて思ったんだ。
CGの発達で、映像に迫力が出て何でも表現できるようになったけれど、それに慣れると何となく物足りない気分にならない。」

「そうね。
CGを嫌う映画監督もいるし。」

「何故か、と思って観ていたんだけれど、匂いや気配が無いんだよね。」

「どういうこと。」

「特に森なんかの場面で思うんだけれど、映画として計画されていた(生物も含めた)配役以外、何もいる気配がないんだ。
森なら動物から昆虫や微生物までいろんなものがいるでしょう。
実写なら実際に見えなくてもそういうものが写っているわけだよね。
だから、匂いのようなものも伝わってくるんだけれど、CGだとそのようなものが無い。
アニメのCGならそれでも当たり前だけど、実写の映画ではね。」

「だからリアリティーがあるようで無いわけね。
いくらコンピューターで木や葉っぱを精巧に作って風が吹いたように動かしても。」

「カメラに写っていない部分でも演技をしていなければならない、などと言っていた人がいたけれど、それも気配の問題なのかもしれない。」

このブログが気に入ったらクリックしてください!

[2010/10/07 11:19] | 映画 | page top
<<前のページ | ホーム | 次のページ>>