![]() ![]() ![]() MO邸の改修のハイライトを最後にご紹介します。 (おお、久しぶりの私の登板です!) 最近、減築という言葉をよく耳にします。 子供が巣立ったりして、部屋が余った場合に住宅を削って小さくすることのようです。 今回も2階の子供部屋(写真上)が不要になったので、その部分をリビングの吹抜(写真中)としました。 部屋がひとつなくなると、なんとなく寂しい感じになるのでは・・?なんて心配ですか? とんでもない!それどころか、ぐんと広がりが出て、急に光が溢れる明るい部屋が現れるのです。 2階の床がなくなることによって、2階の窓からの光と風が1階に注がれるようになります。(写真下) 吹抜に面する2階の部屋やバルコニーの様子もリビングから手に取るようにわかり、家全体がひとつにつながったような感じです。 このことは、単にお子さんが巣立ったあと、不要な部屋をなくしたということだけに留まらず、ご夫婦2人だけの新しい生活が始まるのだという、新生活への再スタートを象徴的に表しています。 この前、竣工後一年目の検査にお伺いしたとき、ご夫婦が活き活きと楽しそうに暮らしておられて、とても嬉しく思いました。 特に、奥様が以前よりゆったりした表情で、「快適に暮らしています!」と話しておられたのが印象的でした。 前の家を知る人が遊びに来ると、誰もが腰を抜かしてびっくり仰天するのだそうです。 その顔を見るのが、また楽しいのだそうです。 SS |
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