![]() ![]() 今回はMO邸改修のキッチン廻りです。 上の写真が改修前、下の写真が改修後で、ほぼ同じアングルです。 改修前は、キッチンはひとつの部屋でした。 通常のキッチンと比べると広いのですが、北側に面していて寒くて暗く、廊下との境の扉を開くと玄関から丸見えでした。 また、食事をする和室への通過動線にもなってしまっていました。キッチンを通らないことには、和室へ行きにくいので、お客さんもここを通ることになり、来客が多い家なので、施主夫人には結構ストレスになっていました。 その上、シンクとレンジは北側の壁に付いているため、料理を作るのは孤独な仕事だったそうです。和室で、みんなが談笑していても、自分だけは一番寒い場所で孤軍奮闘という感じで、なんとなく寂しい感じだったそうです。 この対面型キッチンにすることによって、いつも陽が当たる明るい庭を見ながらお料理できるようになった、と喜んでおられます。 シンクの向こう側には手元を隠すディッシュアップカウンターを設置しており、キッチンの手元がLDKから見えないようになっています。さらに、不意の来客時には天井付けのロールスクリーンが降りて、全てを隠してくれます。 LDKから見ると、向こう側にキッチンがあるとは気付かないようになります。 こういうことも工夫のひとつです。 SS |
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