
今までに、犬などのペットと暮す住宅も設計しています。
室内犬を飼われている場合、設計に特に注意を払います。
犬の脚に負担をかけないけれども掃除のしやすい床材、トイレの適正な位置や仕様、犬にとってのバリアフリー、犬が留守番をしている間の環境、等等・・・。
人間が犬と楽しく暮らせることも大事ですが、犬自身が快適か、という視点も必要です。(難しいですが)
学生の頃、「キタキツネ物語」で有名な北海道の竹田津実さんのお宅を訪ねたことがあります。
お宅にも色々な動物がいたのですが、奥さんに「あなたは動物は苦手なのかな。」と言われました。
それまでペットといえば、亀やチャボや魚を短い期間飼ったことがあるぐらいで、本来野生の哺乳類(キツネやタヌキ)をどう扱えば良いか分からなかったのです。
それ以降も家には金魚やメダカぐらいしかいないのですが、犬のいる建築主との打合せに行くと、不思議と犬がひっついてきます。相変わらずどう扱って良いのか分からないのですが・・・。
そう言えば、昔から小さな子供(人間)も寄ってきます。なんでかな?
私達の設計した愛犬家住宅は、「愛犬家住宅プランニングガイドブック2008」や「犬と暮らす家。Vol.03」に掲載されています。
また、前回お知らせした「女性建築家による家づくり展」でもパネル展示いたします。
犬も幸せそうに暮らしています。
KS