7月から理容店の設計を始めました。
これが既存の店舗です。

店の休業日や閉店後に、ここで打ち合わせをしていました。
既存は、蒲田の商店街にある一般的な理容店で、入口に待合とカウンターがあり、理容椅子が3脚ならんでいます。
(なんで理容椅子はどこも店の奥に向って並んでいるんでしょうね。)
今回、若夫婦が一緒に店をやることになったので、新しいアイディアも入れて改修する運びとなりました。
理容店の設計は初めてなのですが、今までやったことの無い業種は新鮮で学ぶことも多いです。
一般的にレストランやブティックや美容院などは、店舗を手掛けるデザイナーに人気があるようですが、今までデザイン的にあまりクローズアップされていない業種にも設計の可能性や面白さが潜んでいるように思います。
例えば、蕎麦屋、質屋、文房具屋、囲碁・将棋クラブなどなど。
以前、麻雀店を設計しましたがなかなか楽しめました。
これらは、色々なアイディアやデザインを注入する余地が十分あるのではないかと思います。
理容店もそのひとつ。
建築主からも理容に関して親切に色々と教えていただきながら設計を進めました。

などと言っている間に10/1解体が開始されました。
続く。
KS