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ヒグチユウコ展CIRCUS
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東京の片田舎にある世田谷文学館という所で「ヒグチユウコ展CIRCUS」を見ました。
文学館で「絵の展覧会」というのは、「ヒグチユウコは絵本を描いているから」という苦肉の策でしょうか。

上のチラシを見ると、ブリューゲルの絵を連想するのでは・・・。
つまり、作品に危ないユーモアが漂っているわけです。
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「CIRCUS」というタイトルもいい感じです。
CIRCUSで連想するのは、MONTY PYTHON'S FLYING CIRCUSとTHE ROLLING STONES ROCK AND ROLL CIRCUS。
古すぎかにゃ?
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ということで、予備知識皆無、チラシの好印象のみでの鑑賞になりました。
入口から危ない雰囲気です。
この先は撮影禁止でした。
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鑑賞してみて思ったのですが、一見かわいい絵のようですがやっぱり毒が仕込まれていました。
だたし、その毒は深い闇から滲み出てくるものではないようなので、それほど恐れることはありません。

会場は盛況でしたが、ほとんど女性でした。
女性の皆さん、キモいものがお好きなようで。
中にはグロいものもありましたが・・・絵がかわいらしいので・・・安心しちゃうのでしょうか。
エロくない分、抵抗が無いのかもしれません。
男性客は渋い顔をして飛ばし飛ばし見ている感じでした。

総じて一見の価値はあります。
どこがサーカスかは分かりませんでしたが、アクロバットに絵を描きまくっているのは確かです。
このお方、とにかくお絵かきが大好きなんですね。

帰り際、玄関近くに人だかりがあると思ったら、(女性客が多いせいか)みんなミュージアム・ショップで買物しまくっていました。
釣られて高価な作品集を買ってしまいました。

ところで、黒色すみれのライブが同会場で行われる日がある、ということでチケットを購入しようと思ったのですが、完売でダメでした。
このグループもよく知らないのですが、(戸川純のいた)ゲルニカから背骨を抜いた感じかな、という印象です。
会場のBGMでも流れていましたが、ヒグチユウコの作品にはぴったりでしょう。

今月末までやってます。
急げ!

KS

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[2019/03/06 08:08] | アート 2 | page top
WINNIE-THE-POOH
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渋谷のBUNKAMURAザ・ミュージアムで「クマのプーさん展」を見ました。
うちの子が小さかった頃(ご多分に漏れず)ディズニーのビデオに夢中で、その中にはもちろんプーさんもいました。
しかし今回は原作を中心に構成されています。(あたりまえか。)
きれいな線で描かれたアニメと異なり、ラフな柔らかい線の挿絵は、プーさんのあったかい世界をうまく表現しています。
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しかし、しかし、会場を占めるのは99%女性、女性、女性・・・・
こどもの姿はほとんどなく、成人女性ばかりでおおにぎわいです。
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グッズ売り場も大にぎわいで、みなさん嬉々としてプーさん商品を買っています。
そんなにみんなプーさんが好きなのか?
はたまた羽生結弦の影響か?
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それで思い出したのが、わたしも小さい頃「プー横丁にたった家」というのを読んだなぁ、ということです。
そうそう、訳は石井桃子さんでした。
その頃、石井さんの「ノンちゃん雲に乗る」も読んでいたなぁ。
私の世代にとってもプーさんは「懐メロ」的存在なのか。
それなら、どっぷり懐かしの世界に浸りたいところですが・・。
なんとなくそういう雰囲気でもないのです。
アメリカでの展覧会では橋にも自由に上れるし川も長かったそうな。
日本ではご覧のとおり。
雰囲気よりも、安全を優先した(または会場の都合を優先した)展示でいささか興ざめ。
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SS

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[2019/04/01 08:02] | アート 2 | page top
沈黙の奇跡
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東京都庭園美術館で岡上淑子の「フォトコラージュ 沈黙の奇跡」展をみました。

このお方は1950年代の数年、写真のコラージュを製作していたようです。
シュルレアリズムの影響をモロに受けた作品が大量に並んでいました。

雑誌などからの写真の切抜きなので、作品サイズが雑誌ぐらいに小さいのが残念でした。
上の写真のように、いくつか作品を拡大したものが飾ってありましたが、この方が見やすくて迫力があってイイかも。

コラージュの精度は良く、古いものなのには剥がれやシワなどの劣化はほとんど感じられませんでした。
僕はプロのコラージュには詳しくないので、製作上の工夫なのかメンテが良いのか知りたくなりました。

作品を見ていくと、何とも意味不明な作品は面白いでしたが、説明的な作品はイマイチでした。
ひょっとしたら意味不明な作品も、説明を聞くとつまらなくなるかもしれませんが。
全般的に、作品の印象とは裏腹に作者の真面目で几帳面そうな性格(本当にそうかは知りませんが)が滲み出ているように感じました。
残念ながら毒やアブナサは少ないでした。

コラージュ以降は、(自分で撮影した)写真やスケッチなどの作品を残していますが退屈でした。
ず~っとコラージュをやってれば良かったような・・・。
そうもいかんか。

さて、庭園美術館から目黒川が近いので、ついでに桜を見に寄ってみました。
(僕自身は桜に特に興味は無いのですが・・・)
臭いドブ川の目黒川は桜の名所らしく、多くの人が桜の木の写真を撮っていました???
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展覧会は今日4/7(日)で終わり、桜もそろそろ終わりでしょう。

KS

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[2019/04/07 08:06] | アート 2 | page top
ヒューマン・スプリング
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恵比寿の東京都写真美術館で志賀理江子という写真家の「ヒューマン・スプリング」展を見ました。
新聞で見た小さな記事にインパクトがあったので、行ってみたのです。
この人は宮城県に腰をすえて写真を撮っていたところ、東日本大震災にも遭い、強い衝撃を受けたことを題材に、いっそう創作活動に励んでいるそうです。
「自然と人類の関わりを編みなおし、生の解放される場となる」ことを目標にしているそうです。
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私が興味を持ったのは、その展示方法の非凡さとカラーの強烈さです。
だから、小さな記事でも目を引いたのだと思います。
入口付近に展示された作品は、カラーは青で統一されており、写真自体は額にも入れず、ただ壁と面一で貼られています。
この率直さが魅力なのでしょう。
展示室の中も(撮影できないのでお見せできず残念!)背丈よりも大きな直方体にただ引き伸ばした写真が貼りつけてあり、4面違う光景が見られます。
この直方体が同じ角度で何個も何個も並んでおり、見る人はその「直方体の森」の中をぐるぐる回って作品を見ることになります。
これを展示室の一番奥から見ると、同じ面に同じ人が少しずつ違う表情で写っていることがわかります。
赤く顔を塗りたくった青年が、蒼い暗い海を背景にアップでこちらを見つめているのです。
この写真は強烈なインパクトがあり、どの直方体にもこの顔が並ぶ光景は圧巻です。
(小さい声で「うわぁ!」と言ってしまいました。)
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ただ、写真そのものは荒削りでちょっと雑な感じがします。
カラーの強烈さから、ハイセンスで緊張感の漂う、先鋭的な写真家かと勝手に思っていたので、ちょっと拍子抜けです。
それよりなにより気になったのが、直方体に貼られた写真が、よれていて、端の方がシワになっていることです。
せっかくなんだから、ピンと貼って欲しかったなぁ。

SS


テーマは良いかもしれませんが、わざわざ行く価値を感じませんでした。
(僕はついでに行ったんで良かった。)
日本の写真家の撮った写真って昔からなんかな~。
上記の通り、プレゼンテーションの出来栄えもいとわろし。

KS

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[2019/04/20 09:49] | アート 2 | page top
X・Y
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中目黒のVOILLDという画廊でマグマという人達の「X・Y」という個展を見ました。
おもちゃの部品を好きなように組み合わせたような感じでした。
こういうのは案外好みなので行ってみたのです。

違う角度から近づくと・・・こんな。
立体コラージュと言えないこともないのかな。
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けれど、なぜか新味が無いなと思ったら、僕も子供の頃に壊れたおもちゃでこんなことをやったことがあるのでした。
この人達は大人でしょうけど・・・イマイチ突き抜けてないっていうか。
そう言えば、映画「トイストーリー」でもシドがこのような事をしてましたね。
CGアニメでしたが、あっちの方が(ディズニーにしては)グロで危ない感じで良かった。

ところでこの画廊、初めて行ったのですが、駅から割と遠いのは仕方ないとして、入口が分かりにくすぎる。
こんなんですよ。
これだけ。
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画廊自体は地下なので、しょぼい入口の案内以外は気配もありません。
わざとやってるんだと思いますが、作品を見てほしいんでしょうかね???
建物の周りを一周してしまいました。
金返せ、と言いたいところですが無料です。

KS

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[2019/04/23 08:45] | アート 2 | page top
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