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WALK THIS WAY
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ワタリウムで「ジョン・ルーリー展」を見ました。
ジョン・ルーリーと言えば、映画俳優、ミュージシャンなどの顔があるのですが、ライム病を発症した後は画家としても活躍しているそうです。
僕は、ジム・ジャームッシュ監督の「ストレンジャー・ザン・パラダイス」、「ダウン・バイ・ロー」(ココをクリック)での主役(のクソ野郎)が最高だと思っていましたが、絵を描いているとは知りませんでした。

ということで早速展覧会場へ。
作品は予想より遥かに良いでした。
チラシに使ってある絵が和風な感じでイマイチだったんですが、その他の絵はとても良かったです。
絵にプロっぽさは無いのですが、散文的でオフ・ビートでパンクでドライで少しダークで・・・味がありました。
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そして色彩が何とも素晴らしい。
展示してある壁まで作品に合わせて(だと思いますが)色が塗ってありました。
美術館はこうでなくてはね。
白い壁だけじゃだめなんです。
展示空間が展示作品と同調していないと。
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珍しく作品集が欲しくなりましたが、そのようなものはありませんでした。
美術館の地下で版画を売ってましたが、15万円だったのでこれもやめ。

ともかく是非行ってみましょう。
ついでにジム・ジャームッシュの映画もレンタルでいいんで観てください。

KS

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[2019/04/26 18:29] | アート 2 | page top
世紀末ウィーンのグラフィック
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目黒区美術館で「世紀末ウィーンのグラフィック」という展覧会を見てきました。
京都国立近代美術館所蔵の展示品というのが借り物っぽくて、何となく情けない感じもしますが・・・まあいいか。
京都までわざわざ見に行かなくていいんですからね。
世紀末ウィーン1
タイトルの通りの内容ですが、セゼッション当時のウィーンは良かったんでしょうね。
その100年ぐらい前のウィーンも良かったと思いますが。
以前、ヨーロッパに行った時に気に入った街は、ウィーン、ブダペスト、ベルリンでした。
つまりウィーンはいつでもいいんですね。
世紀末ウィーン2
展覧会は、繊細だけど一種独特なデザイン画が溢れていて、とても興味深いでした。
小さな作品が多いんですけどね。
後半は版画が並んでいましたが、これらは何となく野暮ったく特徴もあまり無く・・・退屈でした。

総じて見ておいて損はないでしょう。
安いですしね。

KS

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[2019/04/29 15:36] | アート 2 | page top
KISLING
ベル=ガズー-1
東京都庭園美術館で「キスリング展」を見ました。
前回庭園美術館で見たチラシの絵(上)が、異様で芝居がかっているようで興味が湧いたのです。
馴染みの無い画家でしたが、少し期待していました。

でも良かったのはこの絵だけ。
キスリングは、肖像画や静物画を描いていた退屈な画家でした。

ところで、最近庭園美術館に行くと何か嫌な感じがしてなりません。
特に建物の改修をしてからです。
門の所では守衛のような男にまでチケットを見せろといわれるし、禁止事項の注意書きがやたら多いし。

今回気がついたのですが、展示室にいる係員のおばはんもやたら多いのです。
客がちょっと人と違う行動をとるとアタフタと近づいていきます。
外国人客もあれこれうるさいんで苦笑していました。
(何文句言ってるか分からないだろうしね。)

この過剰な監視や管理のうっとうしさが「嫌な感じ」の原因だと今回分かりました。
世の中、気持ちよく見てもらおうと工夫したり、写真OKや体感型の展示が増えている中、何やってんでしょうね。
多分、今後行く回数が減るでしょう。

因みに、多額の公費で改修したであろう外壁は、もうアバタのようにこきたなくなり始めています。
ケッ。

KS

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[2019/05/02 09:28] | アート 2 | page top
うつろひ、たゆたひといとなみ
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銀座メゾンエルメスで「うつろひ、たゆたひといとなみ」湊茉莉展というのを見ました。
女性の画家の展覧会です。
建物外観のペインティングと8階室内吹抜部分のインスタレーションでした。

外観はソニービル跡地の銀座ソニーパークから良く見えます。
(ソニービルって案外狭い所に建っていたんですね。)
クッション付のベンチに座ってゆっくりみましょう。

さて、作品は、というと・・・。
上の写真のように、大判のガラスブロックに外側からペインティングしてありました。
(フィルムを貼ったのではなく実際に絵具で描いています。)
見た感じ、色と描いたものがオドロオドロしているのであまりめだたなく、曇った天気のせいか沈んでいました。
夜はどんななのかな。

ということで、夕暮れ時にもう一回見てみました。
写真のように、ガラスブロックが室内の照明で均一に光っている訳ではないことと、絵に対して逆光的な感じになってしまうことで、昼間よりも絵の効果は薄いでした。
見ようによっては建物が血を流しているような・・・。
(それが意図なら面白いですが。)
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さて、次は8階の室内の展示会場です。
エルメスの店舗自体せせこましいのですが、このフロアは2層吹抜なので広がりがあります。
まず目に入るのは、水木さんが喜びそうな一反木綿のようなインスタレーションです。
けれど、インテリアが白いので、インパクトが足りないように思いました。
それに描いてある絵もイマイチかな。
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写真のように内側からも外観のペインティングが見えますが、どうでしょうか。
もっと「でたー」と感じられると良かったのですが。
僕は「後で絵を消すの(お片付け)が大変そうだな。」などということばかり考えていました。

奥のスペースは、衝立を立てたり、壁の色を変えたりしていました。
けれど、少し前に見たジョン・ルーリーの展覧会に比べるとこなれていない、というか効果薄でした。
ベニヤのような衝立も床の白い線も、何だか作りかけの仮設みたいで・・・中途半端。
(それが意図なら面白いですが。)
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このようなスペースで「ゲイジュツをしてちょ。」なんて(絵描きとしてあまりない)大きなチャンスだと思います。
けれど、建築空間を十分理解をしていないと効果のあるインスタレーションは作れない、と実感しました。
外光も燦々と入るので、それに負けない作品の質感や力強さも必要でしょう。
経験も必用なのでしょう。
今回の展覧会はそれらが欠けているように思いましたが、見ている自分としても勉強になりました。

無料なんで、銀座(有楽町寄り)に行くことがあれば見てみてください。
外観のペインティングは6/2(日)までのようです。

KS

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[2019/05/21 08:23] | アート 2 | page top
藝大の猫
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上野に行ったついでに、久しぶりに東京藝大に寄ってみました。
先日、藝大卒の若い音楽家と大浦食堂の悪口で盛り上がったのですが、何となくしっくりこなかったのです。
やはり、というか当然ですが、僕の知っている木造の大浦食堂など跡形も無く、鉄筋コンクリートの新しい食堂になっていました。
お互い違う大浦食堂の話をしていたのですね。
以前、敷地内の大学美術館には行っているのですが、その時はボーっとしていて気がつきませんでした。

藝大は、僕が通っていた頃は、関係者以外は自由に入れる雰囲気ではなく閉鎖的でした。
音楽学部は相変わらずそんなですが、美術学部はびっくりするぐらいオープンになっていて、一般の人も自由に入れます。
古い門の前にも汚いスターウォーズのオブジェがあり、雰囲気を盛り下げてくれてました。
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それだけではなく、昔はありえなかったキッチンカーも2台鎮座していました。
オープンな大学はとてもいいのですが、なにやら勘違いしている部分も・・・。
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折角なんで建物に入ってみようと思いました。
僕の席があった校舎は無くなっているようでした???
大学美術館は相変わらずつまらなそうだったので、GEIDAI ART PLAZAという所を覘いてみました。
ここは初めてです。
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流行りの展ということでしたが、内容は藝大生の猫の作品を集めたものでした。
何だかキャラクター商品の土産物屋のようでもありました。
皆さん(将来を見据えてなのか分かりませんが)大変そうだな。
これが趣味や遊びじゃなくて、将来のお仕事ですからね。
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久しぶりの藝大(美術学部側)のキャンパスの印象は、何か雑然としたイメージでした。
新しい建物と古い建物が混在しているのは構わないのですが、それらが魅力的になるようにコントロールされていないのですね。
もう少しセンスとユーモアを使って整備をしてほしいと思いました。

KS

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[2019/05/24 08:05] | アート 2 | page top
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