![]() 珍しく上野まで初詣に遠征し、上野の森美術館で「聖地チベット展」を見ました。 ポタラ宮は、一生の間にこの眼で見てみたいもののひとつなのですが、その気持ちがさらに強くなりました。 仏像や仏画も躍動感があり、魅力的で素晴らしい内容でした。 正月ですいていて、ゆっくり見ることができたのも良かったです。 その後、JOHN LENNON MUSEUMに行くことにしました。 さいたま新都心にあり(家から)遠いのですが、「閉館になるかもしれない」という新聞記事を思い出したのです。 音楽家やミュージシャンの生家などの展示館は、ファン以外のひとにはいまいちな場合があるのですが、ここは良かったです。 きっとオノ・ヨーコさんが芸術家なので、コンセプチュアルな展示の流れを狙っているのかな、などと想像しました。 息子はビートルズが好きなので熱心に見ていましたが、ジョン・レノンの曲はIMAGINEぐらいしか知らない妻が面白かった、と言っていたのには驚きました。 という私もそれほどジョン・レノンに詳しいわけでは無いのですが。 これだけ色々とジョン・レノンにまつわるものを持ってきてしまうと、リバプールのひとががっかりしないかな、などと余計な心配をしてしまいました。 JOHN LENNON MUSEUM全体の印象は、外観の写真でも感じるかもしれませんが、ミュージアムというよりも現代的な廟というようなイメージでした。 さいたま新都心自体も近代的な街づくりがなされていますが、ひとが少なかったせいか、ひんやりとした印象でした。 ミュージアムは末永く続けてほしいのですが・・・。 KS |
![]() これ、BOSEのCDラジオです。 iPodもつなげます。 今も売っていると思います。 私は大分前に買ったのですが、こういうものにしては(CDラジカセなどと比べると)値段は高いです。 けれど小さい割に迫力の低音が出るので大事に使っています。 毎朝、CDの音楽で目を覚まします。 CDは、普段聞かないようなものを図書館から借りてきます。 JACK JOHNSONだったりBLACK SABBATHだったりFELTだったり。 (CDはまだまだ便利ですよ。 高校生の息子を見ていても、友達との音楽の貸し借りは市販の音楽CDが多いみたいです。) ところで、昔はボーズと言うと「坊主がどうした」なんて寒々と言われましたが、今ではさすがにそんなことは無いですね。 うちにはアトリエで使ってるものも含めて、ボーズのステレオが3つあります。 いわゆるオーディオ好きからみたら、安い機種を使っていると思われるかもしれません。 (実際、ボーズの営業マンにもそう言われてしまいました。) オーディオ自体にはあまりこだわりが無いのです。 (最近はオーディオマニアも減ってきているようですね。) けれども、私はボーズが良いのです。 ボーズ(BOSE)は、ボーズ博士の音響理論によるユニークなスピーカーを作っている有名な音響メーカーですね。 なぜ私がボーズを使うか、というと理由があります。(宣伝では無いのでそのつもりで・・・) ①独自のユニークな商品が多いこと。 ②手頃な値段の商品もあること。 ③モデルチェンジが少ないこと。 ④アフターサービスなどが良心的なこと。 特に③と④が大切です。 日本の色々な分野のメーカーにも見習ってほしいことです。 ④でどれだけ信頼を失っているメーカーがあることか・・・。 また③がなぜ良いかというと、販売促進目的の(ユーザーにとって意味の無い)モデルチェンジが無いので、安心して長く使えるからです。 そして、それが④に繋がるわけです。 モデルチェンジが少ない、商品の種類が少なめというのは、(会社にもよりますが)自信作を満を持して売っている、というふうにも考えられますよね。 以前、ボーズのアンプが壊れたのでサービスセンターに電話しました。 長く使ったものだからこの際ワンランク上のアンプを買おうかと相談したところ、電話口の女性は、買い直すのではなくぜひ修理をするように勧めてきました。 なにかと「直すより新しく買った方が安い」「もう部品が無い」という日本のメーカーの言い種に辟易していたので、これには少しびっくりしました。 担当者にもよるのかもしれませんが、そうメーカーの人に言われると、大切にしたくなるし愛着も湧きました。 (ヒューレット・パッカードにも似た雰囲気を感じました。) 安い修理代でアンプは直り、今も使っています。 その時は新しいものは売れませんが、次に買うものはそのメーカーのものになりますよね。 これがボーズを使う理由です。 日常、建築の設計をする時、数多くの既製品も選定しなければなりませんが、このような観点からもメーカーを見るようにしています。 (一般の方でも、メーカーに電話した時の最初の印象は要チェックだと思います。) KS |