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うみまとう
うみまとう
新橋にあるクリエイションギャラリーG8でミロコマチコ展「うみまとう」を見ました。

画廊に入るなり、壁・柱・床までグジョグジョに絵らしきものが描いてあるのが目に飛び込んできます。
大人になってもこういう事をやりたいっていうのは最高ですね。
ただ、天井は綺麗なままになっていて・・・「画廊の決まり事」を感じてしまいました。
絵描きとしても、八方破れのようでちゃんと後片付けの事を考えているようで、その辺大人というかなんというか・・・。

でも、床にメチャクチャに描かれた絵の上をぐるっと歩いて回れたりするのは、ちょっと楽しい体験だったりして。
でもでも、歩くルートに透明ビニールがちゃんと敷いてあったりと、それまた大人というかなんというか・・・。
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奥の部屋に行ってみると、まるで祭壇のようなサイコな設えがあり、その四周に絵が飾ってありました。
それらは動物が描かれたものが多く、その顔付きは気に入ったのですが、どこかで顔馴染みだと思いました。
記憶を辿ると、イギリスのロック・バンドLEVELLERSの初期のアルバム・ジャケッットです。
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さて、絵を描いているミロコ選手はこんな人らしいです。
一番奥の部屋で作業中の映像が流れていました。
他人が絵を描いているのを見てるのって案外退屈なので、すぐ出てしまいましたが。
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などと言っていますが、全体としてとても興味深い展覧会でありました。
また、違うアイデアを見てみたいものです。

KS

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[2022/05/20 11:32] | アート 3 | page top
拳に綿を詰める
拳に綿を詰める
銀座のガーディアン・ガーデンで平手展「拳に綿を詰める」を見ました。

平手という人は、多摩美中退後いろいろな職業に就くきつつ創作活動を続け、第23回グラフィック「1-WALL」でグランプリを取り、今回の個展となったそうです。
ヒト型のやぶれかぶれの人形がいろいろなポーズをとっています。
作者と一緒にからみつつ撮影された写真も多々あります。
(余談ですが、その写真はとてもきれいでカメラマンのセンスを感じました。)
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作品の方は、なんとも言えない哀愁ただよう表情の人形たちです。
とっているポーズは勇ましいのですが、顔はどこか悲しげです。
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奥にある紙製の小屋の中です。
どこかの家族のメモリアル・コーナーのようです。
昔を懐かしんで作ったのか?
今はもうここにはない家族の思い出が展示されてるような感じです。
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これも物騒な作品ですよね。
頸動脈に出刃包丁が突き刺さっていて、血しぶきが上がっています。
下の注意書きには、この作品はテルミンで音が出るから、聞きたい人はスタッフか平手に言ってくれ、とありますが、いやいやそういう問題ではないでしょう。
足の間のメロンも謎ですね。
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これもなんでしょうね?
腕を動かして、竹と棒でできた装置の先にある石を持ち上げようとしいるのでしょうか。
どの人形も苦しそうですが、これもこの這いつくばったポーズからして、ダウンしそうになりながらも、それでも抵抗しているような感じがします。
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ネットで見たときには、なんか汚ーい印象があったのですが、実物はそうでもなくて、個々の作品には哀愁感は漂うけれど、会場全体の印象としては、不思議とこざっぱりした感じがしました。

SS

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[2022/05/17 08:27] | アート 3 | page top
LIZZI
上野リチ-
東京駅にある三菱一号館美術館で「上野リチ ウィーンからきたデザイン・ファンタジー展」を見ました。

副題に「ウィーン生まれのカワイイです。」とあります。
しかしながら、おそらく「カワイーイ!」と今どきの婦女子に言われるような筋のものではありません。
筋金入りの、いや正真正銘のウィーン工房のデザイナーです。

まずもって会場であるこの建物。
三菱1号館美術館ですが、実はジョサイア・コンドルの設計です。
そうです、鹿鳴館やニコライ堂を設計した日本近代建築の父コンドルです。
由緒正しき様式建築であります。
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で、こちらが上野リチさんの図案、デザインパターンのひとつです。
けっこう大胆な柄ですね。
カーテンなどのテキスタイルにするといいかも。
木立-
こちらはイースター用ボンボン容れのデザインだそうです。
横長の鳥さんですが、ボンボンいれにするには安定悪そう。
イースター用ボンボン容れ-
こちらは内装のインテリアパースだそうです。
ご主人が建築家の上野伊三郎という人で、2人で建築やインテリアの設計も行ったそうです。
会場には個人邸の設計図もありましたが、外観はモダンなのにプランは8畳間や6畳間が縁側でつなっがている伝統的日本家屋、ちょっと違和感ありました。
(おそらく)木造と思われますがRC造のような陸屋根で、雨漏りは大丈夫だったのかしら。
これに限りませんが、インテリアデザインやパースについてはあまり良いとは思いませんでした。
スターバー-
この人の本領が発揮されているのは、このような七宝焼きなどの小物でしょう。
ウィーン工房らしさ、時代の空気、そして鮮やかな色使いが魅力的です。
なんとこれは、マッチ箱ケースだそうです。
こんなおしゃれなケースに入れて持ち歩いたのかしら?それとも置物のようにテーブルの上に飾っておいたのかしら。
マッチ箱カバー-
ところでこの上野リチさんは、私の母校、京都市立芸術大学のデザインの先生だったのです。
そういえば在学中に一度だけ、この方についての話を聞いたことがあります。
なんでも、昔ウィーンからウィーン工房の女性の先生が教えに来られて、その人が今のデザイン科の基を築いたのだとか。
だから、他の多くの芸大のデザイン科はバウハウス系の教育プログラムなのに、京都芸大だけはウィーン工房系なのだとか。
そのオーストリア人の先生が、長いドレスの裾をつまんで、京芸の中央階段を静々と降りて来られると、学生たちも道を開けたものだというお話でした。
「へえぇ、この学校にもそんな優雅な方がいらっしゃったのか!」と思ったものです。

写真を見る限り、美しい方ですね。
先生の多岐に及ぶスケッチや作品を見て「私もこうしちゃおられない!もっと創作活動に励もう!!」と思いました。
卒業後久方振りの出会い(?!)でした。
上野リチ’
展覧会は今日まで。(注:会場はおばさんだらけ)

SS

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[2022/05/15 08:23] | アート 3 | page top
FUTURE GAMES
FUTURE GAMES
イギリスのバンドFLEETWOOD MACの1971年のアルバム「FUTURE GAMES」を紹介します。

ファンなら「え、何で?」と思うかもしれませんね。
ブリティッシュ・ロック・ファンなら名ギタリストであるピーター・グリーンがいた初期のブルース・ロックが良いと思うだろうし、アメリカン・ポップス・ファンならスティービー・ニックスなどが参加してバカ売れした後期のポップ・ロックが良いと思うでしょう。

ところがどっこい、僕が薦めるのはその中間の一見地味~なあまり知られていない時期(70年代前半)の作品です。
このブラック・ボックスのような期間はメンバーチェンジが多く、サウンドも煮え切らないと感じる人もいるでしょう。
音楽性としてはブルースでもなくそれ程ポップでもなく、試行錯誤をしている感じでしょうか。
けれどもアルバムは毎年のようにリリースしていました。
そうです、売れないけれど地道に活動していたのです。

そしてその期間の内、ダニー・カーワン君、ボブ・ウェルチ君、クリスティン・マクヴィー君がフロントに揃っている時期が特に良いのです。
メンバーの写真を見ると、皆さんが知っているフリートウッド・マックとは何か違うでしょう。
面子もそうだけど、何か張り切ってないし、みんなどこ見てんだ。
FLEETWOOD MAC1971
音楽性はというと、繊細なカーワン君の曲、キャッチーなウェルチ君やマクヴィー君の曲がうまく絡み合っています。
初期のブルース色はなくなり、フォーク・ロック的、シンガーソングライター的とも言えます。
その連中が発表したアルバムがこの「FUTURE GAMES」と翌年の「BARE TREES」です。
BORE TREES
どちらも良いですが、特に「FUTURE GAMES」はサラサラと流れるような心地良い、ジャケット通り(?)のアルバムとなっています。
地味と言えば地味で穏やかですが、原点回帰的で自然志向的な当時の潮流のひとつをうまく表現しているのでは。

KS

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[2022/05/12 13:44] | 音楽 | page top
トラ収集車
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横浜近辺に行ったらトラのトラックがいました。
よく見るとゴミ収集車で、公的な車両がこういうのっていいですよね。
汚い感じもしないし。

こんな車が仕事をしていても遊んでる雰囲気なので・・・とても良いムードです。
いっその事、ダンプやトラックやタクシーなんかの働く車は動物柄にする条例ができると良いかも。
「クレーン車はキリンかダチョウとする」などという細則もできるでしょうけどね。

例外的にはパトカー。
犬だったりしたら益々イヤーな感じがしそう。

ところで、なんでこんな場所にトラがいるのかと言えば、近くに野毛山動物園があるからでしょうか。
東横線の終点が桜木町だった頃は何度か行った事がありますが、当時は場末感漂う動物園でした。

このトラもそこから逃げてきて、生活の為に働いてるんでしょうかね?

KS

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[2022/05/10 18:27] | 出来事 | page top
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