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P邸 14
ガイア・アソシエイツで設計したP邸外構の設計の紹介の最終回です。

今回は玄関ポーチの改修前後です。
まずは改修前です。
スタイリッシュな玄関ポーチですが、ステップがあったり無かったり、意味不明な固定された飾り台(?)があったり不便でした。
また、車が無くても車用ゲート(写真右手前)を上げなければ人は狭い門扉からしか道路に出られず、これまた不便でした。
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改修後は、パーゴラを玄関ポーチまで続くように設置したので、車まで傘要らず、建築とも一体化した印象にできました。
玄関ポーチは広くなり、全ての方向にステップを付けたのでどこからでも安全に下りられます。
ポストも道路境界から玄関脇に移したので、雨に濡れずに郵便物を取れます。
0056.jpg
玄関扉を含めて玄関廻りが良くなったので、室内側の玄関ホールも綺麗に直しました。
玄関扉は木扉が腐ってきていたので、アルミ製に交換しました。
カバー工法の商品を使用したので、既存の扉枠に被せて施工でき、省力・省マネーでした。
扉は、採光だけでなくガラスを上下して通風できるタイプ(防虫網付)にして、機能も向上させました。
0083_20200506144742e1f.jpg
終り。

KS

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[2020/07/09 08:01] | P邸 | page top
P邸 13
ガイア・アソシエイツで設計したP邸外構の設計の紹介の続きです。
ブログでの工事も完成したので、似たアングルの写真で改修前後を見ていきましょう。

まずは改修前です。
街でよく見かける感じなので特にコメントする事はありませんが、防犯上は良いけれどシャットアウトされた感じはありますね。
機能的な事を言えば、このタイプの車用ゲートは上に回転するように上がるので、車高の高い車は入れません。
自分の車は良くても来客や業者の車が入れない場合があるので気を付けましょう。
IMG_0544.jpg
こちらが改修後です。
開放的になったと思います。
けれど、駐車スペースと庭との境にフェンスがあるので、セキュリティは以前とあまり変わりありません。
白い家と白いパーゴラとの一体感が出て大きな家になった感じもします。
0012.jpg
さて、こちらは奥の庭側から道路側を見たところです。
写真は改修前ですが、「ここは駐車スペースだ」という事が分かりますね。
この「車が無い時の殺伐感」を無くしたかったのです。
IMG_0561.jpg
次が改修後です。
床の植物が成長すれば、駐車スペースもまるで庭の一部のようなより良い雰囲気になるでしょう。
パーゴラと(写真左の)既存サンルームとの関係性も良いと思います。
サンルームのサッシとパーゴラの高さを合わせたので、最初から一緒に計画したようにも見えます。
パーゴラはすっきりとしたシンプルなデザインですが、スポットライトも組み込まれています。
明るさセンサー・人感センサー・タイマーの組み合わせで、夜も快適な環境が得られます。
0044_20200506161808d98.jpg
続く。

KS

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[2020/07/05 08:14] | P邸 | page top
P邸 12
ガイア・アソシエイツで設計したP邸外構の設計の紹介の続きです。

今回も工事現場を見ていきます。
駐車スペースと同時に、使いにくかった玄関ポーチも作り直しました。
この部分は下地がコンクリートなので、既存タイルを剥がして新しい形状に合わせてコンクリートも成形し直します。
下地部分からちゃんとやり直さないと、後からひびが入ったり問題が起こりやすいです。
(下地をコンクリート・ブロックなどで適当に作っているケースを巷でよく見かけますが、注意です。)
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折角なので、建築主のご希望の手摺も新設しました。
手摺は思ったよりも力がかかります。
床から自立するタイプのものは、根元をしっかりとコンクリートで固めて設置すると良いでしょう。
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玄関ポーチは、どの方向からも楽に上下できるようにステップを付けました。
タイルを楽しげで躍動感のある市松模様にしたのは良かったのですが、割付には苦労しました。
特に写真のようなイレギュラーな割付部分(土地で言うなら隅切り部分)は、ああでもないこうでもない、と設計、現場監督、職人で数日悩みました。
タイルは一度貼ったら直しにくいので、しっかりと悩みましょう。
(できちゃうとどうってことない感じになるんですけどね。)
事前にタイル割付図を描く場合も多いです。
KIMG1264.jpg
工事中に道路で寝てサボっている人が・・・。
何をしているのかと思い、つい撮影してしまいました。
実は低い既存の塀の塗装をしているところです。
改修の場合、植物が邪魔でこうしないと塗れないんですね。
改修工事では既存の部分もある程度化粧直しをしないと、新しくできたところとのバランスが悪くなります。
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最後に前回説明した通り、駐車スペースに土と植物を植えて完成です。
ジャノヒゲ(リュウノヒゲ)を植える事にしました。
この植物は、場所を選ばず植えっぱなしで手がかからず乾燥にも強いからです。
現地は日当りは良いですが車も出入りし、半透明ですが屋根がある部分も多いので、植物にとっては結構厳しい環境なのです。
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続く。

KS

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[2020/07/01 08:06] | P邸 | page top
PAINFUL
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今回は、ここ20年ぐらいで最も好きな音楽を紹介いたします。
YO LA TENGOってご存知ですか?
(近年少しは有名になってきたように思うのですが・・・)

変な名前ですが、アメリカのインディー・ロック・バンドです。
バンド名はスペイン語で「オレが取る。」ですが、メジャー・リーグの逸話に由来するそうです。

1984年にアメリカのホーボーゲンで結成された現役のベテラン・バンドで、沢山のアルバムを出しています。
(長年やっているバンドって懐メロバンドになっている事も多いですが、ヨ・ラ・テンゴは今でも前進しています。)
奏でる音楽を一言で言うと、パワー・ポップでジャングル・ポップでドリーム・ポップでノイズ・ポップでポスト・ロックでエクスペリメンタル・ロックで・・・???
長くやっているので、音楽性も徐々に変化していてうまく言えませんが、淡いサイケデリアでしょうか。

どのアルバムも素晴らしいのですが、お気に入りが1993年の「PAINFUL」。
このアルバムは、初期と後期の雰囲気がうまく溶けあった感じ、と言えるかもしれません。

僕は、毎年初夏の梅雨が始まる頃の晴れた夕方(?)にヨ・ラ・テンゴが聴きたくなります。
このバンドの場合、どの曲が、というよりアルバムをかけっぱなしにするのが良いですね。

って、バンドもアルバムもちゃんとした紹介になっていませんが、長年聴いている割に、3人でやってる事ぐらいしか知らないのです。
実はメンバーの名前も顔もよく知りません。
まあ顔は↓これですが・・・。
YO LA TENGO
聴いていて感じる事は、メンバーが過去のいろんなポピュラー・ミュージックに精通していそうなこと。
カバー曲(つまり彼らの好きな曲)などを聴くと一筋縄ではいかない人達のように思います。

一度ご賞味あれ!

KS

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[2020/06/27 08:15] | 音楽 | page top
P邸 11
ガイア・アソシエイツで設計したP邸外構の設計の紹介の続きです。
今回からは、工事から完成までをお見せいたします。

駐車場部分はコンクリート舗装を剥がしてやり直すのですが、工事は言葉で言うほど簡単ではありません。
現場はこのように掘り返され、思ったよりも大袈裟な状況になります。
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既存のようなコンクリート舗装だと、雨水は沁み込まずに道路に流れます。
今回の改修では、気候変化への対応や環境への配慮も重視し、浸透性のある仕上材とすることにしました。
そうする為には、写真のように決まった厚さの砕石を下地として敷かなければなりません。
これは、車が踏んでも地盤が沈みにくい仕様でもあります。
(浸透性のある仕上材を敷いても、その下がコンクリートだったら意味がないので、下地には注意注意。)
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仕上は穴の開いたコンクリートブロックのようなものを敷きます。
隙間には土を入れ、穴には植物を植えます。
(タイル自体に浸透性のある商品もありますが、今回は植栽も併せて考えていたので、穴から浸透するものにしました。)
そうすると浸透性能だけではなく、緑化によって路面の蓄熱が抑えられるので、ヒートアイランド現象を緩和できます。
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拡大するとこんな感じで、4つの突起と一つの穴で1個のブロックです。
このブロックの優れたところは、上を車や人が踏んでも穴の部分に植えられた植物のダメージが少ない事です。
できあがったものを見れば、街のあちこちで見覚えがある事を思い出すのではないでしょうか。
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さて、床と同時にパーゴラも組み立てます。
パーゴラは、既製品部材を組み合わせて現地の状況や寸法に合わせました。
既製品そのままを使用していないので、言わばイージーオーダーです。
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既製品の使用は工事費節約と安定した性能確保の為ですが、設計としてはゼロから考えるよりかえって大変でした。
何故かと言えば、大手メーカーは既製品をそのまま売った方が楽なので「(改造したりする)面倒は御免だ。」という態度だからです。
また、メーカー内でその商品について技術的に詳しい人を探すのも大変です。(企業ってそんな事でいいのかな???)
その商品に詳しい人と打ち合わせないと、イージーオーダーや改造ができないですからね。

今後、建材業界も、出来合いのものを売るだけのメーカーと多様に対応するメーカーとに分かれていくのでしょう。
(どちらの商売をした方がヤリガイがあるかはお分かりですよね。)

続く。

KS

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[2020/06/23 08:11] | P邸 | page top
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