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OVI★INTERLOID 2
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私たちが考えた変なもの「OVI」の紹介です。
(過去のOVIの記事はココをクリック)
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今回は「INTERLOID」の続きです。
お招きした10名のゲストが誰なのか、皿の上の料理を見て当ててみてください。

キャンベルのスープ缶から飛び出したネコの顔に見覚えはありませんか?
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アンディ・ウォーホールです。

うねった金属の曲面構成。
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建築家のフランク・オーウェン・ゲーリーです。

紅のブタちゃんと映画のリール、これはわかりますよね?
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そうです、宮崎駿です。

カボチャといえば・・・。
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草間彌生です。

黒いバラに真っ赤な唇。
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えーと、美輪明宏です。

ピンク地に水玉模様の踊る人形。
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キース・へリングです。

そしてCDケースの中からこちらを見ているのは・・・。
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エリック・サティです。

いくらなんでもこれはわかりますよね?
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写真もズバリ、マリリン・モンローです。

これらを盛りつけた食器も、変わっているでしょう?
ブランドはビレロイ&ボッホです。
百貨店の食器売り場と交渉して、4日間限定(このイベントの会期)で借りてきました。
だけど、たったの4日間ですよ。
ほんとに短いですよねー、もうちょっと長くやってほしかったなぁ。

SS

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[2022/09/28 07:39] | OVI | page top
OVI★INTERLOID 1
私たちが考えた変なもの「OVI」の紹介です。
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今回は「INTERLOID」です。
元々はインテリアの協会が関東甲信越で活躍する3人のインテリア・デザイナーを選び、各々にブースを与えて、「こんなインテリアはどうでしょう?」という現実的な提案を行なうというイベントでした。
会場が日本橋の老舗百貨店なので、ご高齢(?)な顧客のみなさまにご覧いただいて、ついでに隣接した家具売場でお買い物をしていただこうというのが主旨だったようです。

しかし・・・!
私はこの話を聞いた時、そんなことしても大して売り上げに変化ないだろうなぁと思ったのです。
それならいっそ割り切って、自分が作ってみたかったものを作ってみよう!
そう秘かに思ったのでした。

それで、「あるポップアーティストによる晩餐会」というインスタレーションを思いつき、「INTERLOID」と名付けました。
架空の空間で行われる晩餐会で、10人のゲストが招かれています。
その人たちをもてなすために、それぞれゲストの好みの料理を用意しておきます。
その料理を見て、招かれた人は誰なのか、当ててみてください、という趣向です。
こりゃおもしろいものが出来そうだ!!と秘かにワクワクしたのですが、百貨店はこの提案パースを見て、腰を抜かしてしまいました。
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はっきり言って、「なんだぁ、こりゃ???!!!」と思われたようです。
主催者の協会も困惑気味だったのですが、それでもなんとか後押ししてくれて、実現の運びとなりました。
百貨店内部にも味方がいて、頭の固い上層部に「これはパリコレと同じで、実用的でなくても、人に夢を与えてくれるものなんです!」と説得してくださったそうです。

インパクトの強い作品にしたかったので、カラーはショッキングピンクとブラック絞りました。
私は以前からパターンにも興味があって、このたびはオリジナル・パターンの「稲妻とコウモリ」を試してみました。
鋭角でできたパターンは、壁に散らすとざわざわと動くような錯覚を起こすので、それが面白いのです。
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さて、架空の晩餐会に招待されたゲストの内6人は現在も活躍中の人、残り4人はすでに亡くなった人です。
なので、テーブルも生きている方々のは低いテーブル、亡くなった方々は天国からお呼びするので高いテーブルにしました。
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高テーブルの上にしつらえられたディナーを見るために、この黒い椅子の側面はハシゴ状になっていて、よじ登ることができます。
と、そのように作ったのですが、ここで百貨店からケチが付きました。
「そんなところによじ登って、万一落っこちてお客様がけがでもされたら大変です!!!」
というわけで、登って見るのは禁止、テーブルの上のお料理は写真に撮って、下で見られるようにしました。
これはちょっと残念だったので、最終日の記念撮影はみんなでよじ登って、大いに楽しみました。
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ゲストの皆様に楽しんでいただくために、ホストのポップ・アーティストも作品を用意しています。
壁に凹みがあり、その中に4体の星々が宙に浮いているのです。
この星は、シリーズ「PLANET」のうちのひとつ、「ガスの発生」です。
惑星が誕生した直後にガスが発生して、それが激しくぶつかり合いながら水蒸気を生み出し、雲となって地上に雨を降らせます。
INTERLOID PLANET 1-
これはその次、「海の出現」です。
雨が降り続いて水があふれだし、ついに海が出現しました。
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そして、その次は「生命の出現」です。
海にあたたかな光が降り注ぎ、ついに原始的は単細胞生物が生まれました。
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というようにストーリーはどんどん展開していくのですが、この続きはまた次回。

SS

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[2022/09/26 08:46] | OVI | page top
LOVE AND POETRY
ANDWELLAS DREAM LOVE AND POETRY
イギリスのロック・バンドANDWELLA'S DREAMの1969年のアルバム「LOVE AND POETRY」を紹介します。

メンバーのデイヴ・ルイス君がリード・ヴォーカル、ギター、キーボード、作詞作曲を一手に担っているので、彼のワンマン・バンドと言えるかもしれません。
このデビュー・アルバムは、映画「イエロー・サブマリン」的というかピーター・マックス的なイラストのお陰もあって、英国サイケデリアの隠れた名盤と言われています。
僕の印象としては、ジャケットを見て期待する程には音はサイケではないように思うのですが・・・。
それよりも、当時の音楽の多彩で良質なアウトプット例として楽しむのが良さそうです。
ANDWELLAS DREAM
その後、グループ名をANDWELLAに短縮(夢をあきらめたのか?)して2枚のアルバムを出しています。
まずは1970年の「WORLD'S END」。
このアルバムは一般的に影が薄いのですが、聴き応えは3枚の内で一番だと思います。
楽曲も粒ぞろいで素晴らしく、ルイス君のソウルフルなヴォーカルもよく合っています。
演奏は骨太(ザ・バンド丸出しの曲はやめてほしかった)で、オーケストラやホーンの音も案外効果的です。
ドラマチックな曲も程よく配してあり、アルバム全体としては抒情的な正統派ブリティッシュ・ロックと言えるでしょう。
欠点は、サウンドを反映していないキリストの暗いジャケット。
(関係ないけど、ジェレミー・ブレッド主演のテレビ・ドラマ「シャーロック・ホームズの冒険」のホームズの部屋にもこのキリストが飾ってありました。)
ANDWELLA WORLDS END
そして、ラスト・アルバムは英国スワンプの(これまた)隠れた名盤と言われている1971年の「PEOPLE'S PEOPLE」。
このアルバムも悪くないのですが、僕自身スワンプ(アメリカ南部の泥臭いサウンド)が特に好きってわけではないので。
ANDWELLA PEOPLES PEOPLE
このようにひとつのグループのジャケットを並べてみても60年代と70年代のムードの違いがよく分かりますね。

さて、彼らのアルバムはよく「隠れた名盤」と紹介されますが、とどのつまりは発売当時全く売れなかったんですね。
でも、「売れたけどやりたい事はできなかった」のと「売れなかったけれどやりたい事はできた」のとどちらが良いかと言えば、長い人生で見れば絶対後者だと思いますけど、如何でしょうか。
「生活もあるんだから青臭い綺麗ごとを言うな!」という現実的な意見もあるでしょうけど、それはどんな分野でも「悪魔と取引した」人達の言訳ですね。

KS

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[2022/09/23 11:03] | 音楽 | page top
魚にも自分がわかる
魚にも自分がわかる
幸田正典著「魚にも自分がわかる」を読みました。

いやー、おもしろかったです。
何がおもしろいって、さかなも人もほとんど同じっていうところ。
知性も行動も、そんなに変わらないんだなぁ。

著者は京大卒業後、大阪市大の教授をしておられるそうですが、この本が出たのが2021年10月なので、最新のホットな研究ということになります。

これはホンソメワケベラという熱帯魚ですが、実験に使われたのはこの体長10cm、脳の重さ1g以下の小さな魚です。
なんでホンソメワケベラかというと、この魚は、他の魚に付く寄生虫を餌にしているので、寄生虫に敏感なのです。
この魚の腹に、いかにも寄生虫!という形の茶色マークを付けて、鏡を見せます。
最初は、これまで見たことのない自分の姿を見て、ナワバリを荒らしに来た敵と勘違いし、攻撃をしかけます。
ところが、そのうちもしかしてこれは自分か??と思い、鏡の前で奇妙な行動をとり始めます。
そのうち、これは自分だ!と気づき、「これはやばい!寄生虫が付いてるじゃないか!!」と腹に付いた虫を取り除こうと岩や砂底に体をこすりつけます。
そのうえ、寄生虫がとれたかどうか、もう一度鏡のところへもどって確かめるのだそうです。
ホンソメワケベラ
おおお!!なんと賢いお魚でしょう!!
鏡を見て「これは自分だ!!」とわかることを鏡像自己認知というらしいのですが、チンパンジーやゴリラ、ゾウ、イルカなどでもマークテストが実施されて、その報告がされているそうです。
ですが、あのチンパンジーでさえも40%しか自己認知が確認されないそうです。
それが、このホンソメワケベラはなんと100%、マークテストに合格なのです。

魚がチンパンジーより賢い??
どうやらそうではなさそうです。
このマークを付けて、鏡を見せて、自分かどうかを確かめさせるという実験をする際に、その動物が興味のあるマークにするかどうかも重要なポイントなのです。
つまり、ホンソメワケベラは、寄生虫を食べるので、寄生虫に似た茶色のマークに敏感に反応するのですが、これが青や緑だと全然気にしないのです。
同様にチンパンジーだって、もっと興味を持つマーク(バナナ?)にすれば、反応するかもしれません。

ところで著者は、ハタと気が付きます。
つまり、この魚は自分と他人を区別でき、内省的自己意識を持っているらしいということです。
「我思う、ゆえに我有り」は人間だけではないのかも・・・と思い始めます。
実際、観察すると、魚は顔を見て(小さな魚の顔であっても!)これはだれそれだ、と認識しているらしいのです。
体じゃなくて、あくまで顔です。
人間と同じですね。
でもそれもそのはず、人間と魚の脳神経は同じ構造で、12本の脳神経の付き方も同じなのだそうです。
だから物事の理解という点において、動物(もちろん魚を含む)は人に近いのではないか、と思うのだそうです。
ご本人曰く、「しかし、そんなことを言うと、いよいよ幸田も頭おかしくなった!と言われそうだが、たぶん大丈夫だと思います」なのだそうです。
(そうはいっても、もう本に書いているじゃないですか!)
しかも、こういったことは、ホンソメワケベラのみに限ることではなく、あと4種類ぐらいの魚でも確認されていて、魚は賢こい!!!と改めて感服したそうです。

SS

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[2022/09/21 08:04] | | page top
安楽椅子 2
我が設計事務所ガイア・アソシエイツのアトリエには、伝統的(?)に安楽椅子が1脚置いてあります。
今回もその椅子について。

前回、屋外用リクライニング・チェアを買うところまで書きました。
大きなものだと思っていましたが、宅配便でペッチャンコな箱が届き驚きました。
折り畳み式なので当たり前なんですね。

早速セッティングしてみました。
ヘッド・レストが付いているのですが、座るとしっくりしませんでした。
それを腰の高さまでスライドできる事が分かり、そうすると腰椎に丁度フィットしてとても快適になりました。
INFINITY CHAIR 1
この椅子は、座ったままの姿勢で足先の操作でクライニングできます。
リクライニングすると体全体が地面から浮くので、慣れないうちは奇妙な浮遊感というか不安感がありました。
床から足が離れるので、歯医者の治療椅子とハンモックとの中間のような・・・。
アトリエでも最初はみんな文句を言っていましたが、最近は結構気に入っているようです。
INFINITY CHAIR 2-
そこでリクライニング・チェアについて思い出した事があります。
皆さん、ロッキング・チェアを知っていると思います。
家にある人は少ないでしょうが、店なんかで見かけると、試しに座って何度か前後に揺らしてみて終わり、という感じだと思います。
ROCKING CHAIR-
でも、ロッキング・チェアの重要な機能は、揺らすことよりもリクライニングなのです。
「そり(橇)」は自由な角度に椅子を保つ為にもあるのです。
残念ながら日本で売られているロッキング・チェアは、日本人の小さな体形に合ってなかったり、そのような機能を理解しないで作られていたりしていて、「椅子を好きな角度で楽に保持」できないものが多いのです。
(実は昔、大学院でそんな研究もしていました。)

今回買った屋外用リクライニング・チェアは、ある意味ロッキング・チェアの持つ重要な機能(アナログ的椅子角度設定機能)と、ロッキング・チェアには無い機能(座面と背面の角度変更機能)とが付いていて、それを足先でチョイチョイと調整可能という画期的な椅子のように思いました。
まあ、僕がこういう優れモノを知らなかっただけかもしれないですけどね。
(テレビでイタリアの寒村の生活を紹介していましたが、何と庭でガキンチョが生意気にもこれと同じ椅子を使ってました。)

後は・・・すぐに壊れない事を祈るばかりです。

KS

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[2022/09/18 08:16] | GAIA | page top
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